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人工知能研究室について

計算機の出現と同時に人工知能の研究は始まりましたが,人間の知能に迫る人工知能の実現は,初期の時代の予想を大きく越えて,困難な課題であることが分かっています.このような人間の知能を理解する研究は,脳の信号処理,情報処理を明らかにすることを目指した脳神経科学的アプローチと,人間の行動や意思決定からその仕組みを理解する,認知科学的アプローチに大別されます.

本研究室では,身体による知覚と行動に関する生理学的アプローチ,及び人間の認知特性の理解を中心とした認知的アプローチに基づき,誰でも使える察しの良いシステム,及び人間の物理的・認知科学的・社会的能力を支援・増幅・拡張する情報機械技術の実現へ応用するため,「人・情報の知能と機械の機能の融合」に向けた身体性と知情意の理解と工学的実現を目標とした人工知能の研究を行っています.

人は人工物と異なり,意思を持ち,多様性があり,身体的・生理学的・時間的特性の変化を持っています.これより,人が必要なときに,人に必要な支援を行う人支援技術を実現ため,人の意識・無意識と機械系を結ぶ次代の人工知能研究を推進します.

人工知能研究室では,人の意識・無意識の世界と機械をつなぐ情報機械系の構築とともに、人・情報の知能と機械の機能が融合複合する技術を用いて,人が必要なときに、人に必要な支援を行う技術の実現を目指し、新しい学術領域(サイバニクス)に関する研究開発を行っています.特に,情報技術を用いた身体機能支援技術(サイバーノイド)、人の意思と人工物をシームレスに繋ぐ情報技術(次世代インタフェース)に関する研究を行っております.

 

chileこのような人間の情緒的側面を考慮に入れた感性的な情報は,主観的・多義的であり,従来の情報処理の対象であった論理的な知識情報とは異なりますが,我々人間の行動は,知識情報ばかりでなく感性情報によるところも多いでしょう.したがって,誰でも使える察しの良いシステムの実現のためには,論理的特性ばかりでなく,身体性のような物理的特性,さらには感性という人間の情緒的側面を考慮に入れたシステムの構築が必要不可欠と考えています.

また,これら一連の研究を通じ,知情意を含めた人間の知能の理解とともに,身体性を持つロボットのような実体のあるエージェントが,人間を含む周囲の環境と相互作用することにより知能を発現することに挑みます.

人工知能研究室では,人間の主観的な事象の見方,及びロボットなど人工物の視点から設計・構成される知能情報処理として,Subjective Computing(主観的コンピューティング)の実現を長期的な課題としています.これは,機械が自律的に意思決定を行なうにあたり,自身の体験と獲得した知識から「常識」を形成することに相当します.またこれらは身体性と知能の関わりにも深く関連するため,Embodied Intelligence(身体知)に関する研究を行っています.ロボットが知能を獲得するために,ロボット自身が実世界において,人間,環境,そしてロボット自身との間で体験した事象から学ぶことが最も適当であると考えています.

研究キーワード:人工知能,感性研究,人間型ロボット,機械学習,音楽音響信号処理,次世代インターフェース

 

 

関連する授業科目

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【信号処理】
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【パターン認識】
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【線形代数・微分方程式】
行列・ベクトル計算,及び学習理論を理解するための数式処理の技術を学びます.




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